賃貸物件の大家さんは高齢者への入居制限などを設ける場合があります。
入居制限を設ける理由は、さまざまなリスクをさけるためです。
今回は、高齢者に対して入居制限をおこなう理由や審査がとおりにくい理由、賃貸借契約を結ぶための対策などをご紹介します。
賃貸借契約で大家さんが高齢者の入居制限をおこなう理由
全国宅地建物取引業協会連合会がおこなった調査によると、高齢者の入居に対して前向きでない回答をした大家さんの割合が大半を占めています。
理由は、健康面や収入面のリスクが高い点が挙げられます。
また、70歳以上になると保険会社の審査もとおりにくいため、多くの大家さんは高齢者の賃貸物件の入居に制限を設けているのです。
賃貸借契約の際に高齢者が各種審査にとおりにくい理由
賃貸借契約の際に高齢者が各審査にとおりにくい理由は3つのリスクがあるからです。
1つ目のリスクは健康面で、高齢になるとどうしても病気などによる死亡の可能性が高くなってしまいます。
賃貸物件内で亡くなられてしまうと事故物件になり、資産価値が下がってしまうため入居を避けられる場合が多いです。
2つ目のリスクは金銭面で、月々の収入が年金のみので貯金を切り崩して生活をしている場合は家賃回収が難しくなる可能性があります。
家賃の回収ができないというのは、大家さんにとって直接的な損害になるため入居を避けられる場合があります。
3つ目のリスクは保証人で、本来保証人は就職している我が子や親族に頼む場合が多いです。
しかし、高齢者の場合は親族との関係が希薄になってしまっており保証人を頼める方がいない方も多く、信用面が下がってしまうため、入居が避けられてしまいます。
高齢者が賃貸借契約を結ぶための対策
高齢者が賃貸借契約を結ぶには、さまざまな対策が必要です。
1つ目は高齢者の受け入れを積極的におこなっている賃貸物件に絞って探しましょう。
2つ目は自治体などがおこなっている高齢者向けの家賃債務保証制度を利用する方法です。
家賃債務保証制度とは、入居者が賃貸契約をする際に保証会社が、連帯保証人に近い役割を担ってくれる制度になります。
3つ目は、経済面に問題がないとアピールする方法です。
毎月の年金などの収入や貯蓄が十分にある点など、家賃滞納の心配がないとアピールできれば、賃貸借契約が結びやすくなるでしょう。
まとめ
今回は、高齢者に対して入居制限をおこなう理由や審査がとおりにくい理由、賃貸借契約を結ぶための対策などをご紹介しました。
高齢者だからといって賃貸借契約が結べないわけではありません。
自治体のがおこなっている制度の利用や経済面をアピールして、大家さんに安心してもらうと良いでしょう。
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