進学や就職で一人暮らしをするにあたって、家賃や光熱費などの費用はどのくらいかかるのか気になる方も多いでしょう。
また、生活費のやりくりをしながら貯金したいと考える方もいらっしゃるでしょう。
今回は家賃の相場や生活費がどのくらいかかるのか、上手に貯金するためのコツについて解説していきます。
一人暮らしする際の家賃の相場や初期費用
賃貸物件の情報を見ると、一人暮らし向けの部屋の造りには1R、1K、1DK、1LDKなどがあります。
住む地域や部屋の広さによって家賃は変動しますが、20代の家賃の平均は56,000円といわれています。
賃貸物件で暮らし始める際に注意しなければならないのは敷金や礼金などの初期費用の面でしょう。
敷金と礼金の相場はそれぞれ家賃1か月分が多いでしょう。
敷金は退去時の原状回復にかかった費用を差し引いた状態の金額が戻ってきますが、礼金は返金される可能性は低いです。
近年、敷金礼金なしの物件が増加していますので、初期費用をおさえたい方は敷金礼金を確認しておくのがおすすめです。
一人暮らしの生活費として1か月でかかる費用の相場
総務省から報告された「家計調査 家計収支編・単身世帯」のデータでは、2020年7月～9月期の一人暮らしをされている方で、1か月にかかる費用を発表しています。
光熱費や水道代はほとんどの人は1万円以内であり、一方で自炊される方より外食される方が増加傾向のため、1か月の食費の平均額は38,041円です。
さらに、携帯やインターネットの普及により交通費や通信費の1か月の平均額は17,897円であり、光熱費や水道代よりも費用がかかる傾向です。
忘れてはならないのは、洋服代やメイク代といった雑費、交際費の点でしょう。
家族と同居している場合はお小遣いでやりくりしていた部分ですが、一人で暮らす際はすべて自分で管理しなければなりません。
一人暮らしにかかる諸費用を節約して無理なく貯金するコツ
光熱費やスマートフォン、パソコンの通信費など支出額が決まっている固定費と、食費や交際費などの変動費を見直すと、出費が抑えられ、貯金しやすくなるでしょう。
こまめに電気を消して光熱費を抑える方法もありますが、契約事業者を上手に選択して費用を抑える方法もあるでしょう。
都市ガスはプロパンガスよりも料金が安い傾向にあります。
通信費を抑えるコツとしては、スマートフォンの契約は格安のSIMを使用し、外出先ではフリーWi-Fiを利用すると節約へとつながります。
食費を上手に節約する場合、自炊される方は、買う食材を事前に決めておくのではなく、食材の価格変動を意識しながら、その日に一番安い食材を買うのがオススメです。
外食される際は毎月の上限を決定すると良いでしょう。
まとめ
一人暮らしの家賃は平均56,000円であり、他に光熱費や水道代、食費がかかります。
固定費と変動費の支出額を節約すると、お金が貯まりやすくなるでしょう。
例えば自炊される方はその日に一番安い食材を買う、外食される方は上限額を決めておくのが節約のコツです。
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